2010年10月20日水曜日

墨東大学・誕生秘話(どうでもいい話)

「墨東大学(ぼくとうだいがく)」が生まれたのは、2010年6月17日(木)のことです。渋谷の某店での集まりが、スタートでした。そこで、岡部大介、加藤文俊、木村健世(50音順)の3人がユニットを組んで、この企画に取り組むことになったのです。(写真:ミーティングでつかったノート)


いろいろあって、具体化するまでにはしばらく時間がかかっているのですが、その後8月23日(月)に「bockt」というユニット名が正式に決定しました。最初は、「墨東」からはじめて「ボクと…」のようなニュアンスで発想し、「bokuto」よりはGackt(いまはGACKTになったらしい)っぽく「bockt」にしようという軽いノリでした。いずれ、BOCKTに名称を変更するかもしれません。

しかし、その後、加藤がいきなり閃いてこじつけ、岡部、木村宛てにメールを送ります。
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8月23日(月)19:36

加藤です。
bocktという名称、ムリヤリこじつけました。
beyond organization, community, and knowledge transfer
略して bockt!! (いや、ほんとうに適当です)
つまり、「組織」「コミュニティ」「知識伝達」といった諸々を問い直し、それを乗り越えていくための仕組みとしての「大学」を考える。それを、「僕(たち)と」考えましょう…ということです。
bocktの事業の第1弾が「墨東大学」で、その後、全国各地で「○○大学」を試みる、という感じでしょうか。なんか大風呂敷ですね…。
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そのわずか40分後、木村が歓喜のメールを送ります。
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8月23日(月)20:14

こんばんは、木村です。
完全に恐れ入りました。
細野晴臣さんを超えるネーミングの帝王だと思いました・・・・
bockt
宜しくお願いいたします。
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そして、さらに15分ほどして、岡部が短いメールを送ります。このメールは、もはや、名乗ることさえ省略した、簡潔なメッセージですが、ようやく空欄となっていた「企画者」のスペースが埋まり、企画書が完成することに興奮した様子が伝わってきます。
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8月23日(月)20:31

了解しました!bocktで作成します!
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こうして、bocktが生まれたのです。さて、何のユニットか…について。これは大学教員とアーチストによる「リサーチ・ユニット」だと考えてください。テイストやアプローチ方法はことなりますが、3人とも、まちを〈現場〉に発想し、実践しています。何らかの「仕掛け」をまちに埋め込んだり、ふだんは気づかない関係性を見えるようにしたり、人との関わりを大切にしています。今回は「墨東まち見世2010」と連係しながら、いまちょっとばかりアツい「墨東エリア」で活動します。
こじづけ…のとおり、「組織」「コミュニティ」「知識伝達」といった概念や実践をふり返りながら、その先にある〈何か〉を見たいと考えています。

くわしくは、随時、このブログや墨東大学のオフィシャルウェブでお知らせするつもりです。どうぞよろしくお願いいたします。

・墨東大学オフィシャルウェブ http://bokudai.net/
・墨大ブログ(bokudiary) http://bokuto-univ.blogspot.com/

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